2025年12月3日水曜日

<キャンパる>「学生出産」に目立つ現役学生の慎重姿勢 実例の少なさも影響か

<キャンパる>「学生出産」に目立つ現役学生の慎重姿勢 実例の少なさも影響か

配信

「学生ながら出産・子育てをすることについてどう思うか」を問うアンケートの回答状況。半数以上が否定的な回答だった






  ◇妊娠経験者が抱いた葛藤


  アンケートに回答してくれた学生の一人である藤沢真依さん(19)=仮名=に、メールで話を聞くことができた。
藤沢さんは今年の8月に予定外の妊娠を経験し、中絶を選択した。
子どもを育てるという選択は藤沢さん、パートナーともに考えていなかったという。さまざまな理由があるが、一番はまだ学生で自分のために時間を使いたいという強い思いからだ。
藤沢さんは「子育てする分、自分の時間はおろそかになるので、これからのキャリアや成し遂げたい未来に大きく響くと思った」と話した。

  妊娠が判明した時は「人生が終わった」と絶望した。一人で抱えるのはどうしてもつらくてできず、パートナー以外では信頼できる友人2人だけに伝えた。両親には言えなかった。藤沢さんの両親は厳しく、結婚前の性行為に否定的だった。実家暮らしのため「親にどんな顔を向ければいいのか。生理がだいぶ来ていないので親にバレたらどうしようか、ソワソワしていた」

  幸い夏休み中で大学の授業を休む心配はなかった。しかし、4週目からはつわりがひどくなった。体調的につらい中、周りの人にバレないよう努力した。「軽い人、無責任な人だと思われたくなかった。自分を許せなかったので、今思えば(軽い、無責任だという非難は)自分で自分を責める声だったのかもしれない」

  中絶手術を行ったのは7週目になる時期だった。パートナーの貯金により費用を工面することができたが、「学生にとって安易に出せる金額ではないと思う」と言う。

  いつかは両親にも中絶したことを伝えたいと思っているが、怖いという気持ちはぬぐえない。「怒られるのはもちろん怖いが、一番怖いのは失望され、傷つけてしまうこと」。また、命を途絶えさせた「罪を背負って生きていく」のが今でも苦しいと話す。

  藤沢さんは「学生が産むことも当たり前で、産んだ後も社会復帰、活躍ができている実例が多くあれば(産むことも)考えていたかもしれない」と振り返る。

学生生活と出産・育児を両立させながら社会的な自己実現をかなえているロールモデルは、今の学生にとって身近とは言えない。

こうした実情は、アンケート結果からも読み取れる。学生出産が一つの選択肢となるには、さまざまな障害を取り除くだけでなく、実例が増えることが必要なのかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d6bdebb025092d6c2ed5c0b226ddcfff2d37be7

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