2026年3月17日火曜日

イーロン・マスクが予言する、2026年AGI後に人類を待ち受ける「悲惨すぎる」運命

イーロン・マスクが予言する、2026年AGI後に人類を待ち受ける「悲惨すぎる」運命

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(Photo/Shutterstock.com/Frederic Legrand - COMEO)

2026年、AIによる超音速の津波による失業の始まり

2029年、医療・科学分野のAIによる代替、高度な専門職の喪失

2030年、人類の知能超えと「究極のデフレ」の発生

2030年以降、労働や貯蓄の無意味化と、資本主義的の崩壊

最終段階、人類最後の役割「生物学的ブートローダー」の結末

2025年12月3日水曜日

<キャンパる>「学生出産」に目立つ現役学生の慎重姿勢 実例の少なさも影響か

<キャンパる>「学生出産」に目立つ現役学生の慎重姿勢 実例の少なさも影響か

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「学生ながら出産・子育てをすることについてどう思うか」を問うアンケートの回答状況。半数以上が否定的な回答だった






  ◇妊娠経験者が抱いた葛藤


  アンケートに回答してくれた学生の一人である藤沢真依さん(19)=仮名=に、メールで話を聞くことができた。
藤沢さんは今年の8月に予定外の妊娠を経験し、中絶を選択した。
子どもを育てるという選択は藤沢さん、パートナーともに考えていなかったという。さまざまな理由があるが、一番はまだ学生で自分のために時間を使いたいという強い思いからだ。
藤沢さんは「子育てする分、自分の時間はおろそかになるので、これからのキャリアや成し遂げたい未来に大きく響くと思った」と話した。

  妊娠が判明した時は「人生が終わった」と絶望した。一人で抱えるのはどうしてもつらくてできず、パートナー以外では信頼できる友人2人だけに伝えた。両親には言えなかった。藤沢さんの両親は厳しく、結婚前の性行為に否定的だった。実家暮らしのため「親にどんな顔を向ければいいのか。生理がだいぶ来ていないので親にバレたらどうしようか、ソワソワしていた」

  幸い夏休み中で大学の授業を休む心配はなかった。しかし、4週目からはつわりがひどくなった。体調的につらい中、周りの人にバレないよう努力した。「軽い人、無責任な人だと思われたくなかった。自分を許せなかったので、今思えば(軽い、無責任だという非難は)自分で自分を責める声だったのかもしれない」

  中絶手術を行ったのは7週目になる時期だった。パートナーの貯金により費用を工面することができたが、「学生にとって安易に出せる金額ではないと思う」と言う。

  いつかは両親にも中絶したことを伝えたいと思っているが、怖いという気持ちはぬぐえない。「怒られるのはもちろん怖いが、一番怖いのは失望され、傷つけてしまうこと」。また、命を途絶えさせた「罪を背負って生きていく」のが今でも苦しいと話す。

  藤沢さんは「学生が産むことも当たり前で、産んだ後も社会復帰、活躍ができている実例が多くあれば(産むことも)考えていたかもしれない」と振り返る。

学生生活と出産・育児を両立させながら社会的な自己実現をかなえているロールモデルは、今の学生にとって身近とは言えない。

こうした実情は、アンケート結果からも読み取れる。学生出産が一つの選択肢となるには、さまざまな障害を取り除くだけでなく、実例が増えることが必要なのかもしれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d6bdebb025092d6c2ed5c0b226ddcfff2d37be7

2025年8月23日土曜日

こども家庭庁が5億円の予算計上、「プレコンセプションケア」って何?

2025年6月24日火曜日

「なんで僕は生きてるの?」スピードを出した車が急に来て…小2で暗転した人生 画家として届けるのは“生きる勇気”

「なんで僕は生きてるの?」スピードを出した車が急に来て…小2で暗転した人生 画家として届けるのは“生きる勇気”

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看護師の資格を取った父が初めて心臓マッサージを行った相手が息子に…

「なんで僕は生きてるの?」スピードを出した車が急に来て…小2で暗転した人生 画家として届けるのは“生きる勇気”

口を使って絵を描く26歳の田中潤也さん【写真:本人提供】

 小学校2年生まで活発だった男の子が、ある日釣りに行こうと道路に出たところ、スピードを出して走っていた1台の車によって運命を変えられた。免許取り立てのドライバーだった。

そこからの入院生活は2年に及んだ。動かない体、希望の見えない絶望の毎日。再び前を向くことができたのは、同級生の支え、そして口で絵を描くことだった。頸髄損傷という大けがを負いながらも、絵を通じて、生きる勇気を届ける26歳の画家・田中潤也さんに迫った(取材・文=水沼一夫)   

【写真】見る人の心を動かす田中潤也さんの絵「きみといつまでも」、実際の写真 

  田中さんは1999年1月、愛媛県に生まれた。幼い時から活発な子どもで、「結構やんちゃでした。外で遊ぶことが多くて、友達と自転車で地元を駆け回っていました」と元気いっぱいだった。地元で盛んだったことから、6歳から剣道を始めた。「親に連れていってもらって体験をしてから習ってみたいと思いました。精神的にも鍛えられたと思うし、人として成長できたという実感を覚えました」。めきめきと力をつけた。

  小学校では音楽や生活、英語の授業に熱中した。当時の夢は、「お相撲さんになりたい。もう1個あって、電車の車掌さんになりたいという憧れがありました」。他の子ども同様、希望にあふれた未来を描いていた。

  暗転したのは、2年生の時だった。忘れもしない4月30日の夕方。祖父の家にいた田中さんは、釣りに行こうと、海の様子を確認するために玄関を出た。

 「道を渡っていたら、急に車にひかれました」

  海は道路を一本渡った先にあった。

 「見通しは悪くはないんですけど、ドライブコースと言われている道でした」

  左側からスピードを上げて走っていた1台の車が現れ、田中さんに衝突する。一般道路を80~100キロで飛ばしていたのは、免許を取り立ての若者だった。

 「振り向いたら目の前まで車が接近していて、逃げようにも逃げられなかったですね」

  田中さんの小柄な体は衝撃音とともに、10メートル近く吹き飛ばされた。


「時間を戻してほしい」 首から下がまひ…悲しみに暮れた入院生活

「なんで僕は生きてるの?」スピードを出した車が急に来て…小2で暗転した人生 画家として届けるのは“生きる勇気”

幼少期は活発な子どもだった【写真:本人提供】

 一瞬の出来事だった。

 「心臓も止まって意識不明の状態になりました」

  近くにいた父がすぐに駆けつけた。看護師の資格を取ったばかりで、初めて心臓マッサージを行う相手が息子になった。病院までは1時間はあろうかという距離だったが、当時ドクターヘリはなく、田中さんは救急車で搬送された。

  意識が戻ったのは入院して約2週間後だった。すぐに体が動かないことに気づいた。

 「たくさんの機械やチューブでつながれて、ここはどこだろう? と不安な気持ちになりました。それからお母さんと主治医の先生が入ってきて、この人何言っているの? という感じで現実を信じることもできませんでした」

  言葉をしゃべろうとしたが、出なかった。喉を切開し、ICU(集中治療室)で人工呼吸器につながれていた。診断名は、頸髄損傷。両手、両足がまひし、首から下が動かない状態になった。

  パニックになって、先生の説明はよく覚えていない。

 「(状況に)衝撃を受けすぎて、言葉を覚えていないです。体が動かなくなった現状に気づいて、苦しくて。時間を戻してほしいと思いました」

  麻酔が切れると、痛みも強くなってきた。これから自分はどうなるのか。体は治るのか。人生を悲観し、絶望と恐怖が体を襲った。

  1か月半後、ICUから一般病棟に移った。言葉を話せるようになった時は、「すごくうれしかった」。文字を書くことができない中で、自分の意思を伝える手段を取り戻せた安堵(あんど)がこみ上げた。

  しかし、そこからのリハビリは長く、出口の見えないものになった。

「当たり前の時間がとにかく幸せでした」 笑顔を取り戻したワケ

「なんで僕は生きてるの?」スピードを出した車が急に来て…小2で暗転した人生 画家として届けるのは“生きる勇気”

夢は相撲取りだった【写真:本人提供】

 当時は人工呼吸器をつけて自宅に帰ることはできなかった。効果的な治療法があるわけでもなく、現状維持が精いっぱい。その繰り返しの日々に、田中さんは、なぜ生きているのか自問自答するようになった。

 「今すぐにでも退院したいという気持ちが芽生えて、なんとかならないかってずっと考えていました。なんで僕は生きてるの?

 早く死にたいって思っていました。でも、誰かに言ったらその人も嫌な気持ち、つらい気持ちになる。だから言わなかった。声を殺して夜中じゅう、泣いた時もありました」

 本音は親にも言えず、病室で1人になると重苦しい空気の下でふさぎ込んだ。

  月日は過ぎ、2年がたった。

  4年生になった田中さんは、自宅近くの病院に転院していた。そして、再び病院から学校に通うことが許可された。

  車いすで、人工呼吸器はつけたまま。何もかもが変わってしまった姿を見て、同級生たちは、どう思うのだろうか。学校に戻れるうれしさの一方で、心配も募ったが、それは杞憂になった。

 「友達たちが僕の周りに寄ってきてくれて、よく頑張ったね、私たちがこれから助けるから何でも言ってね、と温かい言葉をかけてくれたのは覚えています。友達たちが優しかったんですよね。こういう友達を持ってすごくうれしかった」

  給食の時間は母や訪問看護師がサポート。マラソン大会は電動車いすで参加した。

  さらに、退院して自宅から通学できるようになった。

 「週末は友達が家に来てくれて、その時間がすごく幸せでした。僕は事故に遭ってから、当たり前のことが当たり前じゃないという考えになった。友達とお茶を飲んだり、ゲームをしたり、当たり前の時間がとにかく幸せでした」 

  田中さんは次第に、笑顔が増えるようになっていった。

  そして5年生の時、転機が訪れる。県の美術館で行われた絵画展に足を運ぶと、1人の画家に目を奪われた。高校2年生の時、水泳の練習中に頚椎を損傷し、首から下半身がまひする障がいを負った牧野文幸さん(故人)が、口で筆をくわえながらの実演で見事な絵を描き上げていた。

 「たまたまお話させてもらって、もしよかったらこっちのほうに来てみないかと声がけいただきました」

  同じやり方で文字や絵を描いていた田中さんは、画家という道に興味を持つ。決断したのは、高校1年生の時だ。社会では誹謗中傷や子どもの自殺が問題化し、テレビのニュースで取り上げていた。「そういう人たちが僕の絵を見てくれたら、癒しになってくれたらと思って画家の道を選びました」。自身も紆余曲折を経て、さまざまな助けがあって、ここまで歩んできた。被害者や追い込まれた人たちを少しでも元気づけたい、という思いが田中さんの背中を押した。


絵を描きたくても描けない人たちに… 語ったこれからの夢

「なんで僕は生きてるの?」スピードを出した車が急に来て…小2で暗転した人生 画家として届けるのは“生きる勇気”

「当たり前の時間がとにかく幸せ」と語る【写真:本人提供】

 牧野さんと同じ口と足で描く芸術家協会に所属し、これまで100枚の絵を描いてきた。「うまくなっているという実感はあります」と笑顔も見せる。3年前には兵庫で印象的な出来事もあった。たまたま田中さんの絵を見た女性から「自殺を考えていたけど、やめようという気持ちになった」と告げられた。「そういう人に勇気を与えられた。命を救えた喜びがあった」。思いがけない出会いに驚き、感謝した。

  田中さんは6月22日に開幕した絵画展『口と足で描いた絵~HEARTありがとう~』(28日まで、東京交通会館B1ゴールドサロン)に「きみといつまでも」という名の絵を出展している。「愛媛にナオミキャンベルという有名な派手な女性の方がいる。その人がかわいがられている猫を描かせていただいた。ずっと一緒にいてね、という意味を込めました」。27日には会場を訪れ、実演も予定している。

  体の自由を失っても、絵画を通じて、見る者の心を動かしている田中さん。今後は海外で、同じ境遇にある画家たちと交流することを目標にしている。

 「台湾に水墨画で描くアーティストがいる。その人の生い立ちを聞きに行ったり、この絵はどのようなアイデアで生まれたか、直接聞いてみたいという夢があります」

  大好きな音楽とコラボし、世界中で巡回展などを開きたいという願望もある。

  「貧しい国の子どもたちに、大丈夫だよっていうのを伝えたいですね。絵を描きたくても描けないかもしれないので、そういう場所を提供してあげたいです」

  絵の持つ力は無限大。国境を越えた活躍を田中さん自身も楽しみにしている。

水沼一夫


https://news.yahoo.co.jp/articles/dc42700a686da81802c52057b4fff9ff6498a61e?page=3

2025年6月15日日曜日

ケインズが考えた「仕事の序列」3番が実業家で2番が科学者…では意外な1番は?

ケインズが考えた「仕事の序列」3番が実業家で2番が科学者…では意外な1番は?

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ケインズが考えた「仕事の序列」3番が実業家で2番が科学者…では意外な1番は?

経済学者ジョン・メイナード・ケインズ Photo:Bettmann/gettyimages

 1936年、「金利操作と財政出動によって景気をコントロールできる」と書いたケインズ。その言葉は、21世紀のいまも為政者の心をつかみ続けている。


だが、経済学者の水野和夫が注目するのは、ケインズの1930年論文のほうだ。そこでは「100年後にゼロ金利社会がやってくる」という。

そしてそれは、明日の心配が要らない豊かな社会なのだとか。幸福を考える宗教学者・島田裕巳との対談をお届けする。

※本稿は、水野和夫、島田裕巳『世界経済史講義』(ちくま新書、筑摩書房)の一部を抜粋・編集したものです。 【この記事の画像を見る】 ● ケインズが説く「人間の序列」 3番は実業家、1番は?


  島田 ケインズの『一般理論』(編集部注/『雇用・利子および貨幣の一般理論』)はよくわからない本で、私も読もうと思って読めなかったんですが、ケインズは基本的にどういう考え方をしていた人ですか。


  水野 ある先生にケインズの『一般理論』は日本語が難しいですよねと言ったら、その先生は「いや、英語で読むともっとわからない」と。ケインズは英文も悪文だということです。


  島田 わかりやすい英語で書かれていれば、どなたかがちゃんと日本語にできると思うんですよね。ケインズってどういう人だったんですか。


  水野 マルクスは周りに、エンゲルスの他にも支援者がいました。ケインズはもっとすごくて、当時のケンブリッジの倫理学の先生とか、芸術の先生とかいろんな人が集まる「ブルームズベリー・グループ」に参加して議論しています。

  あらゆるジャンルの本、数学も駆使して確率論まで書いています。大蔵省の試験で2番だったそうです(編集部注/高等文官試験で1位の合格者が大蔵省入りしたため、2位だったケインズはインド省に配属された)。ケインズ自身は芸術家になりたかったのですが、なれなかった。

  ケインズの考え方によると、人間の仕事は序列的に分かれており、クリエイティブな仕事、つまり芸術家が最上位に位置します。次に科学者、たとえばニュートンのような人物がいます。

  芸術家は直感を通じて善に至るとされます。道徳的な善、つまり良い行いをすることに至るというのです。しかし、自然法則を発見する科学者は、必ずしも良き行いに結びつくわけではありません。原子爆弾を作ったりしますから。そして3番目が実業家で、最も下位に位置します。

  労働者はどうなるんだと思いますけど(笑)。


● 100円の作品を1万円で買う 「善き行動」を自ら実践


 水野 ケインズは、実業家たちは本当は芸術家になりたかったけど、それが叶わなかった悔しさからお金儲けに邁進すると考えていました。彼は、貨幣愛は企業家の鎮静剤だと言っています。


 貨幣愛は際限がなく、一種の病気だと見ていました。つまり、ビリオネアは精神的に病んでいる病人とみなされるわけです。


 企業家にとって、貨幣はアヘンのような存在だったということです。


 島田 ケインズは自身も投資家じゃないですか。


 水野 投資家なのですが、儲けたお金は劇場を作るなど、すべて還元していました。


 島田 メディチ家みたいなことをやってるんですね。


 水野 大負けもするんですけど、最終的には大勝ちして、劇場を作ったり、アーツカウンシル(編集部注/英国芸術評議会)なんかを作ったりしています。


 貧しい画家を直接支援すると彼らに引け目を感じさせてしまうので、ケインズは画廊に行って「この作品はすごい」と評価し、たとえば100円の作品を1万円で買うことで、画家に自信をつけさせ、生活も支援していました。彼には、そうした貴族的な一面があり、善き行動を自ら実践していました。


● 心臓外科医のような経済学者 100年後は歯医者になる?


 水野 ケインズの予見力に驚かされるのは、「100年後には、経済学者は歯医者のような存在になるだろう」と書いている点です。最初はその意味がわかりにくいかもしれませんが、行間を読むと、1930年代の彼は「私は今、心臓外科医として緊急の処置をしているのだ」と考えていたのだと思います。


 つまり、今まさに死にそうな人を救うために、『一般理論』で有効需要を生み出す政策提言を行ったということです。


 しかし、100年後には経済は世の中の中心問題ではなくなっている、と彼は予測していました。虫歯で命を落とす人はまずいませんが、虫歯があればおいしい食事を楽しめない。


 ケインズは労働よりも自由時間を大切にしており、歯医者のような存在がその自由時間を支える役割を果たすと考えたのです。


水野 ケインズはまた、「重大な戦争と顕著な人口増加がない限り、経済問題は100年以内に解決されるか、少なくとも解決の目処が立つだろう」と述べています。現代の先進国では多くが出生率2.0を下回っており、第3次世界大戦もまだ起きていません。


 一方、マルクスの時代には経済が下部構造であり、政治や文化を決定していた。


 ケインズはそれを意識しながら、100年後に経済がこの土台から外れると考え、「心臓外科医ではなく、歯医者のような存在になる」と予言したのでしょう。


 歯医者は町の一部として人々の健康を維持し、経済学も人間の生死を左右するような学問であってはならないと、1930年の論文で述べています。


● ゼロ金利で豊かになっても 不満な人は「貨幣愛病」


 島田 どういう道筋をたどって、心臓外科医が歯医者になるのでしょうか。


 水野 まず、100年後にはみんなゼロ金利になるだろう。


 島田 それを、ケインズは予言しているんですか。


 水野 予言しています。ただし、彼がその根拠を明示していないのです。もしかしたら私が見落としているのかもしれませんが、ケインズにはもちろん根拠が頭の中にあったはずです。ただ、それを明かさない。天才は往々にしてそういうものです。


 私のような人間だと、根拠をしっかりと示さなければなりません。そうでないと、質問攻めにあったり、「いい加減なことを言っている」と批判されてしまいます。


 ケインズが言ったことに関しては誰も「いい加減だ」とは言わない。彼が言うなら、それに間違いはないとみんな思うんです。


 私なりに説明すれば、ゼロ金利の理由は、資本は必ず過剰になるからです。ゼロ金利が実現すると、現在と将来の価値は同じになるため、今日を我慢して明日に期待する必要がなくなります。


 島田 昔の定常状態に戻る。


 水野 ケインズが言っている「定常状態」というのは、ある意味で経済の最終形態とも言えます。つまり、これ以上資本を増やさなくてもよい状態が訪れるということです。それが100年後に訪れると、ケインズは1930年の時点で予見していたのです。


 なぜ100年後なのか、少し考えさせられますよね。ゼロ金利がその兆しであり、現在が最も豊かな生活を送っているという証しでもあります。「まだ満足できない」という人は、ケインズに言わせれば「貨幣愛病」にかかっているのです。



水野 ゼロ金利社会になると、明日のことなどまったく気にかけないような社会が訪れるとケインズは述べています。


 島田 1930年から31年にそれを言ったわけですから、もうすぐですね。


 水野 はい、もうすぐです。日本は先進国の中で最初にゼロ金利に突入した国となり、ケインズの予測がかなり当たっています。現在、日本の10年国債利回りは1.0%以下ですから、実質的にゼロ金利状態です。


 土地は人間が作れないため、土地の収益性よりも過剰になった資本の収益性の方が低くなる。これによって資本の希少性が失われ、ケインズが言う「資本家の安楽死」が起こるのです。ケインズは、資本主義は過渡的な現象だと見ていました。


● 日本人は働きすぎ 労働時間より自由時間


 水野 ケインズの解説をしている有名な宇沢弘文先生が、「ゼロ金利というのは、流血を伴わない社会改革だ。」と訳しています。資本家は資本を持っているがゆえに働かなくていい。


 当時の資本家は利子収入です。イギリスの貴族が、囲い込み運動で土地を工場主に売ってイギリス国債を買うのが当時の資本家です。国債の利息だけで優雅な生活ができる人たちです。


 でもゼロ金利になると、革命をしなくても血を流さなくても、資本家は「安楽死」します。


 島田 ケインズは労働時間についても予言してますね。


 水野 1週15時間労働で必要なものが全部供給できるようになると言ってます。現在、日本では週40時間、残業を含めれば50〜60時間ほど働いてますから、働きすぎですね。ケインズは、労働時間を減らして自由時間を増やすことが人間にとっては望ましいことだと言っています。


 ただ、人間の原罪として、人間は常に働かなきゃいけないように訓練されていることをケインズは懸念しています。急に自由時間が多くなったからといって、その時間を自由に使えるのかと。人間は心配性でゼロ金利になってもやっぱり相変わらず働いてるのではないのか。


 まさに今の日本のことを言っていますね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a33de57926d81f1dff3675306e917ae9047286c?page=1

人口減少の日本が取り入れたい、デンマーク式「財団企業」の賢い経営

人口減少の日本が取り入れたい、デンマーク式「財団企業」の賢い経営

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<非営利の「産業財団」が企業の多数株を保有するデンマーク式経営で、長期的な戦略を優先できるし敵対買収も防げる>

人口減少の日本が取り入れたい、デンマーク式「財団企業」の賢い経営

ビールメーカーのカールスバーグも「財団企業」の1つ CARSTEN SNEJBJERGーBLOOMBERG/GETTY IMAGES

日本では、出生数が年間70万人を割ったと騒いでいる。昔、筆者は3年間の留学から戻って、東京の毎朝ぎゅうぎゅう詰めの通勤電車に閉口。「なんでこんなに人が多いのだろう。皆が暮らしていくために、たくさんの人が同じことをやって、受け取るお金を減らしている。人が減れば電車もすき、給料も上がるだろうに」とひそかに思ったものだ。 


 ところが日本ではなぜか、人口の大きさが国の格、そして経済力を決めると思い込んでいるから、人口減の報道で自信喪失してしまう。世界、特にヨーロッパでは、人口が少なめでも快適で豊かな生活をエンジョイしている国は多いのに。


 例えば「北欧の老舗」デンマーク。ここは人口が約600万。人口では西欧の大国ドイツの約7%、フランスの8%しかないが、GDPでは9%、13%に相当。つまり人口1人当たりのGDPではドイツ、フランスをしのいで世界最上位クラスにいる。


 さぞかしブラックな働き方をしているのだろうと思うとあにはからんや、『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』という本が日本で売れるほど、生活はゆったりとして、さまざまな幸福度指数でいつも世界トップクラス。ははぁ、要するに高望みをしないから幸せなのかと見くびるなかれ。この国は、政府のデジタル化でもトップクラスで、合理化の極み。会議とか根回しに時間を使わず、生産性が高い。


 デンマークは高福祉、高負担の国だ。所得税は55%に及び、消費税も25%なのだが、大学まで学費は無料だし、転職の際には失業保険が2年も支給されるなど、現役世代への手当てが十分なので文句が出にくい。


 ■利益と公益のバランスを取る経営 日本の人口が1億人に減っても、デンマーク並みに1人当たり7万2000ドルのGDPを稼ぎ出せば、国のGDPは7兆2000億ドル(2024年は4兆ドル)になる。電車通勤は楽になるし、言うことあるまい。 


 そのデンマークには、企業の形態で参考になるものがある。1つはこの国で特に多い「産業財団」方式。これは、普通の企業の組織の上に「財団」を乗せる。この財団は企業の多数株を保有しているが非営利団体で、公益を目的に掲げる。その長は保有企業のCEOが兼ねることもあり、保有企業の長期戦略を定める。


 企業は上場されていて他の投資を受けるが、多数株は財団が保有しているから敵対買収はされない。そしてその配当が、財団の収入となり、その収入をR&D(研究開発)や環境問題などの社会事業に活用したり、慈善目的に寄付すると、その分は税が控除される。


 このやり方は1984年の「商業基盤法」で法制化され、今ではこの方式の企業の株価総額が、全体の半分以上を占めるに至っている。株価総額で世界29位の製薬大手ノボ・ノルディスク 、ビール大手のカールスバーグ、海運大手APモラー・マースクも多数株を外部の財団が保有する。

<所有権を絶対視する英米の事業家>

この方式が優れているのは、株式を上場しながらも、ハゲタカファンドや物言う株主の短視眼的要求を気にせずに企業経営をできること、そして企業活動を営利と公益の間でうまくバランスさせやすいことだ。 英米系の事業家は、所有権を絶対視しがちだ。幹部や株主のエゴが優先され、社員は簡単にクビになったり、企業ごと身売りされたりする。その結果、格差丸出しの米経済のようになるのだから、この点でもデンマークの産業財団は参考になる。 人口縮小は怖くない。ゆとりある暮らしができるチャンスだ。ただ、人口縮小の途上で起こる人手不足や年金不足の問題を予測し、制度・予算を調整してAI活用や外国人招致などを進めることが必要だ。

河東哲夫(外交アナリスト)


https://news.yahoo.co.jp/articles/5056b785414a46b22fb37afa462a393bb9751752

2025年6月3日火曜日

専門家に聞く 100万人割れ人口減少社会で“地域維持”に必要なものは…新しい総活躍のシナリオ【山形発】


専門家に聞く 100万人割れ人口減少社会で“地域維持”に必要なものは…新しい総活躍のシナリオ【山形発】

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専門家に聞く 100万人割れ人口減少社会で“地域維持”に必要なものは…新しい総活躍のシナリオ【山形発】

FNNプライムオンライン

5月30日に山形県の人口が99万9378人になったと発表され、105年ぶりに100万人を下回った。今後も人口が減り続けることが見込まれる中、これからどんなことが起こると見込まれ、私たちにできることは何かないのか、人口減少問題の専門家に聞いた。

一番の懸念は“地域生活のインフラ”の縮小

人口減少問題の専門家で、2025年に県がつくる「人口ビジョン」の作成にも携わった東北大学大学院の吉田浩教授によると、人口が減ることで最も大きな影響を受けるのは「地域経済」だという。 東北大学大学院・吉田浩教授: 人口が小さくなると、市場の規模が小さくなる。デパート・バスなどたくさんの人が使うことで成り立っている産業が存在しにくくなる。身近な所では、ガソリンスタンドが閉鎖されるなど、“地域生活のインフラ”がどんどん撤退してしまうという心配がある。 デパートやガソリンスタンドなどを維持するためには、大きな費用がかかる。 人口の減少に伴う採算割れや労働力不足で、県内ではこの10年間で廃業したガソリンスタンドが116店と、全体の2割に上る。 人口が減少することで、今後、買い物や暮らしが不便になることが考えられる。

“支えられる側”がなるべく長く“支える側”でいること

吉田教授は、人口が減少し労働力や経済が縮小していく中で、地域社会を維持していくために必要となるのは、これまで「社会に支えられる側」とされていた「高齢者の働き方の変化」だと考えている。 東北大学大学院・吉田浩教授: 総人口が減っていくのはすごく寂しくて不安に思う感じもある。支えられる高齢者と、支える若い人の比率をうまく維持できればいい。 高齢者は長く生きられる、元気な方が多い。支えられる高齢者が、退職時期を伸ばして生涯現役で支える側にまわる。 1年でも2年でも3年でも支える側に回ってもらうと、“支える人”と“支えられる人”の比率は大きく変わっていく。

地域のつながり再構築し「新しい総活躍」目指す

これまで県は、人口減少に伴う労働力不足を補うため、「外国人材」の受け入れ促進などに力を入れてきた。 しかし吉田教授は、「首都圏との外国人材の奪い合いに勝てる見込みは少ない」として、外国人労働者に頼れる部分には限界があると。 ゆえに、外国人に依存したり、ほかの地域から人を引っ張ってきたりするのではなく、県民が総スクラムで人口減少時代に対応していく、「新しい総活躍のシナリオ」が必要だと指摘する。 私たちに今できることは、何なのだろう。 東北大学大学院・吉田浩教授 “地域コミュニティ”を手放さない。もう一度、世代・個人・地域のつながりを社会的に再構築していく。人口減少時代でも十分幸せ感を持った地域として生き残れる。 吉田教授は、外国人労働者など外部に依存しなくとも、いますでに山形県が持っている「人材」と「地域の強み」を生かすことで、人口減少社会の中でも地域を維持することが可能だと話していた。 (さくらんぼテレビ)


tos******** 3時間前 非表示・報告

 人口減少で税収が減るから、 それに伴う公共インフラや公共サービスが劇的に変わる。
 先ず水道料金や電気料金が上がり、 小中学校の統廃合が進み学区が広がり通学距離が長くなり通学時間が1時間以上になる。 
郵便配達は週1〜2回に減る。
 鉄道は通学通勤時間帯を除き日中は2時間に1本になる。
 警察署の統廃合が進み外国人犯罪が増え治安が悪化する。 飲食店が減り外食が出来なくなる。

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不正「うーん」にやられてます。 4時間前 非表示・報告

 少子高齢化、東京一極集中、地方衰退はもう、止まらない。 
地方の若者が東京に出てくることを私は否定しない、むしろ歓迎する。
 今「車が無いと生活できない地域」は、あと10年もしないうちに「車があっても生活できない地域」に変わっていく。 
これから先10年以上生きるつもりの方、動くなら今のうちです。 

返信 0 件 共感した 15 なるほど 2 うーん 33

 edy***** 4時間前 非表示・報告 

人口減少よりも少子化を憂いべきでは? 
人口が減っても10代20代の人口比率が上がれば良いんじゃ無いの? 
外国人労働者斡旋ブローカーと警察が忙しくなる事しか言ってない。

 返信 0 件 共感した 20 なるほど 3 うーん 5 


 syo******** 1時間前 非表示・報告 

結局石破みたいに議論を重ねるばかりで何もして来なかったツケだろうね。
ローカルが自民党の票田で何十年も政権を担いながら衰退するんだから無理ですよ。

 返信 0 件 共感した 1 なるほど 0 うーん 1 

hpm******** 3時間前 非表示・報告 

東北は仙台にまとめて、それ以外は国立公園にしよう。

 返信 0 件 共感した 4 なるほど 1 うーん 6

 yay******** 3時間前 非表示・報告 

悪循環となり、やがて限界集落となる 

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